当ブログ記事では技術士二次試験対策について、筆記論文試験や口頭試験、その他二次試験に必要な情報や準備を網羅してまとめています。
技術士二次試験対策 筆記論文・口頭 総まとめ
筆記論文試験の対策や学習方法、解答例、おすすめ参考書、通信講座、などなど二次試験に関する記事のリンクを網羅してみました。
二次試験の受験準備をしている人は当ブログ記事をブックマークしておけば効率的です。
この記事に沿って学習を進め、練習を重ねれば最短経路で合格に向かうことができるハズです。
私は試行錯誤でこれらの勉強方法を確立して独学でストレート合格することができました。
当ブログ記事の情報でショートカットができるはず、アドバンテージがあるはずです。
学習ポイントをしっかり押さえて時間効率を向上させ、合格を目指して頑張ってください!!
この記事の作成者の実績はどうなの?
二次試験の筆記論文試験の試験結果(上記の合否通知写真)はこちらです。
- 必須科目が26点/30点満点
- 選択科目(記述試験)Ⅱ、ⅢがそれぞれA判定で総合A判定
この記事を書いている私は独学で技術士一次試験、二次試験(筆記、口頭)をストレート合格した現役の技術士です。
独学ですのでネットで募集しているセミナーなども受けていません。
すべて自分で購入した参考書、教科書を使って、あとはひたすら筆記試験の論文練習を繰り返しました。
試験結果の詳細については一次試験も含めてこちらでさらに詳しく公開しています。
実体験や試験を終えての実感に基づいてお話していますので、身近に感じていただけたらと思います。
二次試験の難易度は?
難易度が高いと言われている技術士資格ですが「なんだか難しそう」という”モヤっとしたよくわからないモノ” を分析して具体的な数値で見える課題にして把握しましょう。
こちらのブログ記事では技術士資格の難易度について、いろいろな視点から分析しています。
→ 技術士の難易度は?”難しい理由”を対策して合格可能性を上げよう
難易度が高いと言われる一番の理由は”筆記論文試験の合格率の低さ”
技術士資格が難しいと言われる一番の理由は二次試験の筆記論文試験の合格率が低いためです。
これについては、こちらで分析しています。
→ 技術士の合格率を一次・二次試験、部門別で分析【受験部門を確認しよう】
口頭試験の合格率がわりと高いので、筆記論文試験の練習を重点的に行う必要があることがわかります。
自分の受験部門の最近の傾向については、上記のブログ記事と同じような見方で調べてみましょう。
二次試験に合格するには何時間くらいの勉強が必要か?
勉強時間という尺度ではどうでしょうか?
人にもよると思いますがあくまで参考として「一体どれくらいの総学習時間で二次試験合格にたどり着けるのか」について、私の技術士の受験勉強時間を公開しています。
→【独学】技術士受験に費やした勉強時間は合計で何時間か?
私の場合ですが、一次試験は勉強期間5か月間で550時間、二次試験は筆記試験が7か月間で400時間、口頭試験の対策が3か月間くらいで100時間となっています。
トータルで1000時間と長期戦です。
一次試験合格した人は残り半分として500時間を見積もっておくといいでしょう。
二次試験 筆記論文の対策と勉強方法
筆記論文試験が重要であることは実感してもらえたと思いますが、それでは実際にどのように対策して勉強や練習に取り組んだらいいのでしょうか。
過去問で筆記論文の練習を徹底
やはり一次試験と同様に過去問を中心に勉強します。
筆記論文の練習は過去問で出題された題材に沿って練習を繰り返しましょう。
過去問で出題されている問題は”現代の技術にとって重要なテーマ” です。
そのテーマに従って、適切に問題の問いに回答すること、しっかり論旨の通った文章でわかりやすく説明することを徹底的に練習しましょう。
筆記論文の練習方法
過去問の題材にして筆記論文を書くときには”なんとなく論文を書く練習”をするのではなく、しっかりと練習の目的を明確にして練習します。
→ 技術士二次試験 筆記論文2つの練習方法【練習の目的を明確に】
練習の目的をはっきりと念頭において練習の効率化を図りましょう。
目的を明確にして練習するとドンドン上手になります。
筆記試験の勉強方法でおすすめ”マインドマップによる知識の体系化”
このマインドマップの作製と覚え込みが技術士二次試験の筆記論文の勉強方法として非常に秀逸でお薦めです。
限られた試験時間で論文を書くためには「知識の体系化」が非常に重要です。
キーワード単体で意味をいたずらに暗記して詰め込んでも、それら個別知識が体系化されていないと自分なりの論述、ストーリーを持った論述ができないのです。
マインドマップを作ることによって自分の脳内を整理し、関連する個々の技術キーワードを結び付けて「体系」として自分のモノとして語ることができます。
このように「知識の体系化」ができていると筆記試験でスルスルと解答論文が記述できる脳になるのです。
私は通勤時間や昼休みなど暇さえあれば、また試験会場で試験が始まる直前まで、自分で作ったマインドマップ数枚を眺めていました。
こちらのブログ記事では実際にマインドマップを使った勉強方法を紹介しています。
筆記論文試験 文章の書き方テクニック
実際に筆記試験を書こうと思うけど、どのように書いたらいいのかわからない。。
とりあえず何回も書いて練習すれば書けるようになるのかな?
何かテクニックや気を付けることはあるのかな?
筆記試験に必要な心掛け、事前に把握しておくべき書き方やテクニックについてこちらのブログ記事に整理しました。
なんとなく筆記試験の論文練習を繰り返すのではなく、事前に必要なテクニックを知っておくことで、その後の練習で自分の技術として身に付けることができるようになります。
必ず読んでおきましょう。
技術士二次試験 筆記論文の解答例【実例集】
わたしが試験対策期間中に練習作成した解答例です。
すべて1枚論文のボリュームの想定です(2枚、3枚へのボリュームアップはマインドマップの連想ができるようになると、出題の意図に応じて必要な情報を追加して書けるようになります)。
これを見て実際の筆記試験の論文イメージを掴んでください。
もちろん「この論述内容はベストではない!」という御方は、さらなるグレードアップを行って自分のベスト論文集を作り上げ、筆記試験の直前まで読み込むことをお薦めします。
下記リストはそれぞれの個別ブログ記事へリンクになっています。
二次試験のおすすめ参考書
技術士二次試験の勉強を始めたけど、どんな参考書を買えばいいか知りたい。
ネットにはたくさんあるけど、どれがおすすめなのか知りたい。
いきなり技術士二次試験の参考書をたくさん購入しても効率的ではありません。
また何もルールを知らない状態で筆記試験の論文を練習しても時間の浪費となってしまいます。
参考書無しで筆記試験の論述をしていると自己流に偏りやすくなります。
筆記論文をどのように書いたらいいか、どのようなことに注意して練習すればいいかについて知る必要があります。
部門共通の参考書で論文の書き方の基本を身に付ける
部門共通の参考書がいくつか出版されていますので、まずはそれらの参考書を読んで情報収集しながら大枠を理解しましょう。
→【部門共通】二次試験の筆記論文の書き方と勉強方法おすすめの参考書
部門別の参考書でキーワードや出題テーマに備える
部門共通の参考書で大枠を理解したら受験部門別にキーワードや出題テーマを意識した勉強も始めましょう。
こちらのブログ記事から受験部門別におすすめ参考書の紹介記事にリンクされています。
二次試験のおすすめ通信講座
「参考書ではなく通信講座を受講したい」
「論文の添削してもらわないと自分の書いた内容が不安」
という人も多いと思います。
二次試験のおすすめ通信講座についてこちらにまとめています。
→ 技術士二次試験おすすめ通信講座2つを比較
二次試験の対策として、自分の書いた論文を第三者に見てもらい客観的な意見をもらう事によって効率よくレベルアップすることができます。
参考書だけだと不安に感じる人は早めに独学→通信講座の活用に切り替えましょう。
一方で通信講座は費用が高額なので、費用の安さを重視にするか、それとも添削回数を重視するかという視点で見ると判断しやすいです。
口頭試験の対策と勉強方法【不合格になる理由を事前に知って備えよう】
口頭試験はいわゆる面接での試験です。
ただ通常の面接と違って”口頭試験”ですので、一つひとつの質問が採点されている事を意識して解答する必要があります。
そのためしっかりと対策、練習が必要です。
口頭試験についての対策や勉強方法、不合格になる理由など、口頭試験に必要となる認識やエッセンスをこちらのブログ記事にまとめました。
→ 口頭試験の対策は? 勉強方法は?【不合格になる理由はコレ】
筆記試験の勉強の合間にでも読んでおくと、心の準備ができると思います。
まとめ それぞれの二次試験対策と整理
技術士二次試験の対策について書いてきましたが、念のため最後にこれらの対策について整理しておきますね。
二次試験の対策 | 学習の意図、目的と効果 |
---|---|
マインドマップ作成 | 脳内整理、必要なキーワードの把握、断片知識を体系化する →マインドマップによる勉強方法 |
文章の書き方テクニック把握 | 必要な記述テクニックの把握、習得 →文章の書き方テクニック |
筆記論文解答例 | 具体例を見ながら |
おすすめ参考書で学習 | 独学による自己流への偏り過ぎの防止 →論文の書き方・勉強法の参考書 →受験部門別の参考書 |
参考書だけだと不安なら通信講座 | →おすすめ通信講座 |
口頭試験は想定問答集を作成して練習 | 一つひとつの質問が採点されていることを意識する 相手にわかり易く説明する |
もちろん人によって「合う、合わない」があると思いますので、試してみて自分にシックリくる方法に落とし込んでみてください。
ここに情報提供した内容をうまく使ってもらうことによって、アナタ独自の最短ルートを見つけ出し、少しでも皆さんの学習効率の向上に貢献できればうれしいです。
きっとできる!!
応援してます!!
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