当ブログ記事では技術士二次試験の通信講座でおすすめの2つの講座について比較して紹介しています。
技術士二次試験 おすすめ通信講座2つを徹底比較

「二次試験の通信講座ってどれを選んだらいいのだろう」
「値段もけっこう高いのでどんな視点で選んだらいいのか」
このような思いを抱いている人は多いと思います。
ネット上で検索するといくつかの通信教育講座が出てきます。
一方で価格が10万円オーバーの講座も多く、申し込みに躊躇する人も多いのではないでしょうか?
そこで7万円弱で良コスパの「スタディング」と「アガルート」2つ紹介します。
最初にざっくりまとめです。
- アガルートはキャンペーンが多いので自分に合致するか確認
- 職務経歴票の添削回数はスタディングが添削1回、アガルートが3回
- 筆記論文の添削回数はスタディングが8回、アガルートが5回
- 口頭試験対策はスタディングが講義3時間、アガルートは講義0.5時間だがオンライン模擬面談アリ
どちらも”無料お試し”があるので迷ったら両方試すのがおすすめ
スタディング、アガルートいずれも7万円程度で値段がお手頃&内容も充実で非常にコスパがいいです。
もしも現時点で、
「どの講座にしたらいいか迷っている時間がもったいない」
「悩んで決められない」
「正直いうと探すのが面倒、、」
このように感じている人は今回紹介する2講座のどちらかを選んでおけばハズれないです。
独学、けっこう大変です
実はわたし自身は通信講座の金額に躊躇して独学を選んだ本人です。
自力で手探りしながら費やした時間、労力は非常に大きくなりました。
筆記論文の練習用紙を重ねるとジーニアス英和辞典1冊くらいの厚さに、、要したトータル勉強時間は1000時間です(詳しくはこちらのブログ記事で)。
通信講座をうまく活用すればトータル勉強時間を短くできたかも、とも感じています。
“スマホ利用による隙間時間の活用” と “通信教育による勉強の質の向上” ができればトータル1000時間の受験勉強は必要ないかもしれません。
【7万円以下】2つのおすすめ通信教育講座の比較表
「お金を掛けて効率UP!」と言ってもいくらでも払えるわけではありません。
そこで今回は7万円弱で良コスパの「スタディング」と「アガルート」の2講座をピックアップしました。
通信教育に払える金額として「7万円なら何とか払えるかな」というのが私の感覚ですが、世間一般の “通信教育に払える金額” としても大きくズレていないのではないでしょうか(10万超えるとキビシイです)。
こちらがスタディングとアガルートの2023年度通信講座の比較一覧表です。
比較項目 | スタディング | アガルート(添削あり) |
---|---|---|
費用 | ¥69,300 | ¥65,780 |
筆記試験講座(オンライン) | 筆記試験 約3.5時間 | 筆記試験 約4.5時間 |
添削 | 職務経歴書 1回 筆記論文試験 4回(+4回可能) 口頭試験 1回 | 職務経歴書 3回 筆記論文 5回 |
添削の追加購入 | 3回 ¥12,100 | 5回 ¥27,500 |
無料体験 | 無料講座と無料セミナー | 無料会員登録後に無料体験 |
口頭試験対策 | 9講座 合計約3時間 | ・約0.5時間 ・オンライン模擬口頭試験1回 |
キャンペーン (条件確認要) | ・合格お祝い金 ¥10,000 ・再チャレンジコース¥46,200 ・登録で10%割引など | ・合格で全額返金(条件あり) ・お祝い金¥30,000 ・最大で20%の割引など |
費用やキャンペーン有無、内容については時期や年度によって変動するので、申し込み前に必ずこちらの正式ページで確認してください。
アガルートは添削無しのコースもありますが添削が重要という考えから、添削ありコースをピックアップして比較しています。
スタディングとアガルートの比較ポイント
スタディングとアガルートの2講座について比較ポイントを見てみます。
自分がどのようなポイントを重視するかという視点で検討してみましょう。
費用はほぼ同じ、キャンペーンに合致するかどうか
費用はどちらも7万円弱とほぼ同じです。
まずこの価格、内容であればどちらも非常にコスパのよい通信講座と言えます。
7万円弱で質と量を実現できているのは “対面ではなくオンライン受講だから” と思います。
2講座について価格に差が出てくるのが「キャンペーンに合致するかどうか」です。
スタディングの場合、合格お祝い金制度¥10,000 があります。
→ スタディング「合格お祝い金制度」のページ
一方でアガルートのキャンペーンは全額返金、合格お祝い金3万円、他校からの乗り換え割引など、非常に多くのキャンペーンが設定されています。
→ アガルートの「キャンペーン紹介」ページ
キャンペーンは申込時に申請する必要があり、また各キャンペーンには条件に該当する必要があるので、価格を比較する際は自分がキャンペーンに合致するか必ず条件を確認しましょう。
再受講の人は優遇価格
どちらの講座も再受講の人のための価格優遇があります。
再受験する人で通信講座に悩んでいる人は同じ講座にするか、違う講座にするかで価格が変わってくるので注意しましょう。
筆記論文の添削回数
先ほどの一覧表から筆記論文の添削回数を抜粋したのがこちらです。
スタディング | アガルート(添削あり) | |
---|---|---|
添削の回数 | 職務経歴書 1回 筆記論文 4回(+4回可能) 口頭試験 1回 | 職務経歴書 3回 筆記論文 5回 |
添削の追加購入 | 3回 ¥12,100 | 5回 ¥27,500 |
大きなキーポイントとなるのが筆記論文の添削回数の差です。
スタディングが8回、アガルートが5回となっており、スタディングの方が添削回数が多いことがわかります。
どちらもこの回数で足りなかったときには追加購入が可能で、その価格も異なるので認識しましょう。
職務経歴書の添削回数
一方で職務経歴書の添削回数にも差があります。
スタディングが添削1回、アガルートが3回となっています。
とくに口頭試験で職務経歴書の内容が重要になってくるのですが、この添削回数はアガルートの方が多いのでアガルートは口頭試験の実践対策に注力していることがわかります。
口頭試験の対策方針が違う
先ほどの一覧表から口頭試験について抜粋したのがこちらです。
スタディング | アガルート(添削あり) | |
---|---|---|
口頭試験対策 | 9講座 合計約3時間 | ・約0.5時間 ・オンライン模擬口頭試験1回 |
スタディングは9講座で合計3時間と長いですが、アガルートは0.5時間となっています。
スタディングは講義を重視しているので、自分で面接練習できる人にとっては情報量が多くて助かります。
一方でアガルートはオンラインによる模擬口頭試験が1回あり、これは非常に魅力的です。
また先ほどの添削回数の紹介で職務経歴書にも差がありました(スタディングが添削1回、アガルートが3回)。
口頭試験については職務経歴書の添削や模擬面接は “より実践的” な対策なので、口頭試験に不安を感じている人はアガルートの方が適しているかもしれません。
スタディングの通信講座
スタディングの通信講座 の注目ポイントはこちらです。
- コストの優位性
- 添削回数が充実
- スマホ利用の利便性
7万円弱の値段で合格祝い金(キャンペーンは確認要)も狙えれば他の10万オーバーの通信講座と比較してコストにかなり優位性があります。
ネットで「技術士 通信講座」と検索してみれば、値段に対する内容の質と量、そして運営企業の規模(安心度)について実感してもらえると思います。
充実した添削回数
添削回数は職務経歴書1回、筆記論文試験4回(+4回可能)、口頭試験1回と合計で10回の添削が可能です。
7万円弱の価格でこの回数の添削を実施している通信教育講座は少ないです。
コストや隙間時間を重要視する人にとって スタディングの通信講座 は大きな優位性があります。
アガルートの通信講座
アガルート通信講座 の注目ポイントはこちらです。
- コストの優位性(キャンペーンの充実)
- 添削回数が充実
- 口頭試験対策の充実
アガルートは7万円弱の値段で職務経歴書3回、筆記論文5回と合計8回の添削が可能で他の10万オーバーの通信講座と比較してコスパが良いことが実感できます。
各種キャンペーンが充実
アガルートの大きな特徴としてキャンペーンがとても充実しています。
主なキャンペーンはこちらです。
- 再受講割引20%OFF
- 再受験割引10%OFF
- 他校乗換割引20%OFF
- 家族割引10%OFF
うまく自分に合致するキャンペーンがあれば非常にお得ですね。
→ アガルートの「キャンペーン紹介」ページ
キャンペーンについては申込時に申請する必要があり、各キャンペーンにはそれぞれ条件に該当する必要があるので、必ず申し込み前に確認しましょう。
上記以外にも “合格特典「全額返金+お祝い金3万円」” も設定されています。
合格特典には体験記の提出やインタビュー出演など条件があるので利用を考えているなら先に条件を確認しておきましょう。
→ アガルート合格特典紹介ページ
オンライン模擬口頭試験がある
アガルートはオンライン模擬口頭試験が1回受講できます。
これはかなり助かります。
私の場合は自分の声を録音しながら話す練習をしたのですが、本番のイメージができず苦労しました。
一度でも模擬口頭試験をしていれば本番をイメージしやすく、また本番での緊張を和らげるのに有利と思います。
第三者から客観的な視点で指摘がもらえることは貴重です。
模擬口頭試験は有意義なものにするために先に自分で練習してから望んだ方が得るものが多いと思います。
もし通信教育をしないなら誰かに論文を見てもらった方が良い
当ブログにおいては二次試験の試験対策や身に付けるべきテクニック、論文の練習方法など、二次試験のイロハについて情報をのせています。
もちろんこれらをバリバリ活用して勉強してほしいのですが、一方で独学にこだわりすぎると自分が気が付かないうちに視点が偏ってしまう可能性もあります。
もし通信講座を受講しない場合、誰かに自分の書いた論文を見てもらった方が効率よくレベルアップできます。
“客観的な視点”で効率よくレベルアップ
自分が書いた文章を第三者に見てもらい、指摘を受けることで「自分が気が付いていないこと」に気が付くことができます。
この第三者の視点はとくに重要です。
自分が気が付いていない事は「自分の現状レベルの先にある事」です。
それを指摘してもらい修正することができれば、その時点で一つ上のレベルに上がることを意味しています。
手っ取り早くレベルアップするためにも、通信講座を受けない場合は誰か先輩技術士、先輩エンジニアに見てもらうことをおすすめします。
通信講座によるスマホ活用で隙間時間を使い倒す
一日にどれくらいスマホを見ていますか?
ネット閲覧、動画の視聴、SNS、ゲームなどなど、あらゆる企業がスマホを使ってあなたの時間を奪おうと画策しています。
ちょっと5分くらい、電車待ちの5分、電車に乗っている15分、昼休みの20分、、スマホを見ている時間が一日に合計30分ならいい方で、多い人は合計すると数時間になる人もいるでしょう。
これを勉強時間に振り向ける習慣にすれば、かなりまとまった時間を稼ぐことができ、合格に大きく近づくはずです。
ムダにできる時間なんてない
合格する人は忙しい日常生活の中から時間を作り出して勉強しています。
“自分も合格しよう” と思ったらムダにできる時間なんてありません。
「何となく過ごしている時間」を勉強時間に振り向ければ大きなアドバンテージを得ることができます。
その習慣を身に付けることができれば技術士の勉強だけでなく、他の面についても今後の人生の充実度に良い影響を与えることができます。
いつも持ち歩くスマホが活用できれば通勤時間や昼休み、休日の家族との出先など、ちょっとした隙間時間を積み上げて活用することができます。
どの通信教育にするか悩んだら無料講座・無料体験を活用
今回紹介した2講座はコスパがいいのですが、金額的には7万円弱と高額です。
もしも悩んでいたら購入する前に無料の初回講座や体験を利用して、納得した上で購入しましょう。
期間限定の割引キャンペーンの有無や割引対象の可否についても変更になる可能性が高いので、自分が該当するかどうか購入前にしっかり確認しましょう。
→ スタディング「無料初回お試し」ページへ
→ アガルートの「無料お試し」ページへ
通信教育は “早く始めて使い倒した方が得”
通信教育に払う金額は早く始めても遅く始めても業者の設定価格が変わらなければ同じです。
つまり損か得かで考えると、“早く始めて教材・添削・質問などスミズミまで使い倒した方がお得” です。
“悩んでいる時間がもったいない”のは明白ですので、悩んでいるなら無料お試しをやって判断しましょう。
無料お試しで「自分に合わない」と感じたら独学にすればいいだけです。
判断が早い方が独学に使える時間も確保できます。
まとめ
それでは最後にまとめておきます。
2つの教育講座について比較表を見ながら優位性と特長を把握して、”自分にとってどんなポイントに優位性があるか” という視点で時間と費用を有効活用できるように検討しましょう。
応援してます!!
比較項目 | スタディング | アガルート(添削あり) |
---|---|---|
費用 | ¥69,300 | ¥65,780 |
筆記試験講座(オンライン) | 筆記試験 約3.5時間 | 筆記試験 約4.5時間 |
添削 | 職務経歴書 1回 筆記論文試験 4回(+4回可能) 口頭試験 1回 | 職務経歴書 3回 筆記論文 5回 |
添削の追加購入 | 3回 ¥12,100 | 5回 ¥27,500 |
無料体験 | 無料講座と無料セミナー | 無料会員登録後に無料体験 |
口頭試験対策 | 9講座 合計約3時間 | ・約0.5時間 ・オンライン模擬口頭試験1回 |
キャンペーン (条件確認要) | ・合格お祝い金 ¥10,000 ・再チャレンジコース¥46,200 ・登録で10%割引など | ・合格で全額返金(条件あり) ・お祝い金¥30,000 ・最大で20%の割引など |
通信講座以外の技術士二次試験の対策については、こちらのブログ記事に網羅しています。
→ 技術士二次試験 筆記論文・口頭対策 総まとめ【独学者は必見】
論文の練習方法や事前に知っておくべき記述テクニック、キーワードの守備範囲を広げるための勉強方法など、ぜひ参考にしてください。
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