当ブログ記事では技術士情報工学部門の試験対策と勉強方法、おすすめ参考書や教科書・書籍を紹介しています。
技術士情報工学部門の試験対策と勉強方法
「技術士の勉強を始めたいけど、どんな対策をすればいいのだろう」
「情報工学部門の参考書が見つからない、何から手を付けたらいいのか」
そのような思いを抱いている人も多いのではないでしょうか。
Amazonを見るとわかりますが困ったことに情報工学部門は技術士資格試験の参考書が少なく、おすすめできる参考書がほとんどありません。。
また受験者が少ないためかWeb上の受験に関する情報も少ない印象です。
過去問を解きながら自力で教科書や資料を探して進めていく勉強が中心となることを覚悟しておきましょう。
最初に要点をまとめておきます。
- 一次・二次ともに技術士情報工学部門に特化した参考書がほとんどない
- 一次試験の基礎・適性科目や二次試験の論文の書き方は部門共通の参考書を利用する
- 一次試験の専門科目や二次試験の筆記論文など情報工学部門に特化した分野は過去問を徹底的に勉強
- どうしても技術士情報工学部門の参考書を探したいなら当記事の”参考書探しの注意点”を参照
- 受験情報や参考書が少なくて心配なら早めに通信教育を検討する
- 二次試験は情報通信白書、一般書籍をチェックして最近の動向を掴み自分の考えを持っておく
情報工学部門 一次試験の対策と勉強方法
技術士一次試験の対策としてやるべきこと、必要なことをこちらのブログ記事に網羅してまとめています。
勉強方法について部門共通で総括してこちらにまとめています。
基礎・適性・専門科目別に勉強方法を説明しているのでじっくり読んでみてください。
基礎・適性科目 おすすめ参考書
基礎・適性科目はこちらでおすすめ参考書と対策についてまとめています。
過去問は日本技術士会のWebサイトでも無料で公開されています。
しかし回答が無いこと、および必要な年数分の基礎科目、適性科目のPDFデータをダウンロードして印刷してファイルにするのに非常に時間がかかります。
私はケチって参考書を購入しなかったせいで時間を大きくロスしました。
こちらのような参考書を1冊購入すれば解答解説付なので時間を有効活用できておすすめです。
専門科目の勉強方法【テクニックを把握して過去問→勉強を繰り返す】
先ほど紹介したブログ記事「技術士一次試験の対策と勉強方法について 」の中で説明していますが、専門科目でやることはこちらの3つです。
- 一次試験に必要なコツやテクニックを把握する
- 過去問→わからないところの勉強を繰り返す
- 勉強範囲を見極める
試験のコツとテクニックについてはこちらでまとめています。
先に読んで必要なコツやテクニックを把握し、過去問を繰り返して練習して自分のモノとして身に付けましょう。
専門科目の過去問は日本技術士会のWebサイトで無料で公開されているPDFをダウンロードすることができます。
情報工学部門 専門科目はおすすめの参考書が見あたらない
冒頭でも話したように情報工学部門の専門科目についてAmazonを探してもおすすめできる参考書が見あたりません。。
よって専門科目の過去問の回答・解説は自分で根気よく調べてまとめる必要があります(基礎・適性科目は部門共通の参考書を購入して時短しましょう)
それでも「専門科目の参考書を探したい」という人のために参考書を探すときの注意点についてピックアップしてみました。
どうしても参考書を探したいなら【参考書探しの注意点】
こちらのブログ記事で部門共通の話題として「参考書を選ぶときの注意点」について紹介しており、抜粋したのがこちらです。
- なるべく人気のあるものを買う
- 無難な出版社の参考書
- 重版が続いている参考書
- 口コミ情報に極端に悪い情報が無いか確認する
- 購入前に対象の受験年度、最新版かどうかを確認する
しかしこの注意点を元にAmazonを探しても情報工学部門の参考書が少なすぎて当てはまるものが見あたりませんでした。
Amazon Kindleで個人出版の参考書を探す
電子書籍の Kindle Unlimited を探してみると個人出版の参考書が見つかることがあります。
中身を確認できていないので何とも言えませんが(スミマセン)、購入する時は「出版社を通していない本」であることを念頭において完成度や内容に期待し過ぎない方が無難です。
電子書籍で値段も通常の書籍よりも安価なので”割り切った上で”購入しましょう。
参考書がUnlimited対象で、すでにUnlimited加入済みであれば追加費用が不要で見れます。
Kindle Unlimited は月定額で読み放題のサービスで、無料体験や初月キャンペーンなどもあるのでおすすめです。
情報工学部門に限らなければ技術士の受験体験談や個人の受験ノウハウ本などもUnlimitedで見つかるので、1~2か月でそれらを読み倒してもいいでしょう。
試験対策・内容が近い応用情報技術者試験の参考書を使う
国家試験の応用情報技術者試験と技術士一次試験の情報工学部門がわりと学習範囲が近い内容になっています。
技術士の過去問をやりながら自分の苦手分野がわかってきたら、こちらのような応用情報技術者試験の参考書でその苦手分野を集中的に勉強する方法も効率的です。
情報工学部門 二次試験の対策と勉強方法
技術士二次試験の対策と勉強方法について部門共通で総括してこちらのブログ記事にまとめています。
二次試験は筆記論文による試験です。
筆記論文に必要なコツやテクニックを把握して、何度も練習してしっかりと自分のものにしましょう。
二次試験 おすすめ参考書
二次試験についても情報工学部門に限定したおすすめの参考書は見つかりませんでした。
こちらで部門共通の筆記試験対策・口頭試験対策参考書を紹介しているので論文の書き方の参考にしてください。
参考書だけだと不安な人のために、2つのおすすめ通信講座について比較しています。
→ 技術士二次試験おすすめ通信講座2つを比較
参考書や試験情報が少ない情報工学部門の対策は通信教育も選択肢に
「情報工学部門に特化した参考書がないので通信講座を受講したい」
「論文の添削してもらわないと自分の書いた内容が不安」
そんな思いや不安を抱いている人もいると思います。
不安な人は通信教育も選択肢に入れて検討しましょう。
二次試験のおすすめ通信講座についてこちらでブログ記事にまとめています。
→ 技術士二次試験おすすめ通信講座2つを比較
二次試験の対策として、自分の書いた論文を第三者に見てもらい客観的な意見をもらう事によって効率よくレベルアップすることができます。
とくに情報工学部門は参考書がないので初期段階で少しでも不安に感じる人は早めに通信講座を検討しましょう(通信教育は始めるのが早くても遅くても支払う金額は同じなので、早く始めた方が有効に使い倒せます)。
通信講座は費用が高額なので、費用の安さを重視にするか、それとも添削回数を重視するかという視点で見ると判断しやすいです。
情報通信白書で最新の情勢を把握しておこう
白書について聞いたことがあるでしょうか?
わたしは技術士の勉強で初めて実際の白書を見ました。
白書とは日本の中央省庁が発行する刊行物で、経済や社会の動向、現状の分析や見通し、政策の方向性などを読み取ることができます。
各省庁から様々な分野の白書が発行されていますが、技術士部門に関係する分野の白書に目を通しておくことで、その分野の抱える課題や方向性を知ることができます。
二次試験の過去問においても例年、白書から現状の日本の抱える課題として出題されています。(日本の技術士としてどう思うか、どう考えるか問われます)
情報工学部門の場合、情報通信白書が該当します。
情報通信白書は総務省のWebサイトで最新版が公開されているので動向をチェックしておきましょう。
教科書を持っていない人は購入を検討しよう
わからない部分を図書館で調べるのも毎回だと時間が掛かります。
すでに大学時代の教科書を処分している人は教科書の購入も検討しましょう。
古い教科書を持っている人も表現がわかりにくい、図が少ない、学術的すぎるなど感じる場合は買い直した方が効率が良くなることもあります(私はこのパターンで買い直しました)。
自分の必要な学問分野、苦手な分野の確認をしながら買い足しましょう。
教科書や参考書をまとめ買いすると費用が気になります。Amazonチャージで現金をチャージすればポイントが付与され、チャージ金額が高くなるとポイント付与額が最大2.5%と大きいです。日常的にAmazonを使う人はこちらのブログ記事もチェックしてください。
→Amazonでお得に買う方法【購入前に使えるか必ずチェックしよう】
一般書籍で流行を掴んで知見を広げておく
筆記試験の論文ネタや発想、自分の興味を深めるといった目的として、一般書籍で売れ筋の本を読んで最近の流行りや動向について知っておきましょう。
机に向かって読むような本ではなくて通勤時間や寝る前などリラックスした時間を利用するといいと思います。
受験部門の知見を広げると共に”自分ならどう考えるか”について意識しながら読むと効果的です。
Kindle本なら嵩張らずにスマホでも読めるのでおすすめです。
まとめ【技術士情報工学部門の試験対策と勉強方法】
それでは今回の記事内容のまとめです。
- 一次・二次ともに技術士情報工学部門に特化した参考書がほとんどない
- 一次試験の基礎・適性科目や二次試験の論文の書き方は部門共通の参考書を利用する
- 一次試験の専門科目や二次試験の筆記論文など情報工学部門に特化した分野は過去問を徹底的に勉強
- どうしても技術士情報工学部門の参考書を探したいなら当記事の”参考書探しの注意点”を参照
- 受験情報や参考書が少なくて心配なら早めに通信教育を検討する
- 二次試験は情報通信白書、一般書籍をチェックして最近の動向を掴み自分の考えを持っておく
参考書がない、情報が少ないなど厳しい闘いとなりますが、他の受験生も条件は同じです。
一次・二次試験ともに過去問の勉強を中心に頑張りましょう!
応援してます!!
最後に当ブログ記事内で紹介した他記事へのリンク、参考書・書籍を再度のせておきます。
教科書や参考書をまとめ買いすると費用が気になります。Amazonチャージで現金をチャージすればポイントが付与され、チャージ金額が高くなるとポイント付与額が最大2.5%と大きいです。日常的にAmazonを使う人はこちらのブログ記事もチェックしてください。
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