当ブログ記事では設備部品の接触や干渉、ぶつかった時によく使われる単語について使い分けるためにニュアンスをまとめています。
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設備の干渉・ぶつかるは英語でcollision? hit? 設計者にとって耳がイタイ言葉
設備の組立・使用拠点が海外の場合、”collision” と聞くとアセる設計者も多いのではないでしょうか?
設計者が耳の痛い英単語ナンバーワンかもしれません。。
この耳の痛い言葉collisionのニュアンスおよび近い意味の他の単語についてまとめので共有します。
最初にざっくりまとめです。
- 「部品が干渉・ぶつかる」に使われるcollision、日常英会話では “交通事故の衝突” のニュアンスが強い
- “interfere”は口出しするほうのコミュニケーションとしての干渉
- hitは「狙って当てる」という印象がつよい
設備の英単語equipmentの意味、deviceやfacilityの使い分け、他にも設備に関連する英語表現について網羅してまとめています。
→ 設備は英語でequipmentだけ?表現の違いと使い分け【例文付】
設備部品の干渉、ぶつかった時によく使うcollision
設備の組立現場から、
“Equipment parts A and B make collision.”
と言われるとドキっとします。
「設備の部品と部品が干渉・ぶつかる」と表現する時によく使われるcollisionですが、日常英会話では “交通事故の衝突” のニュアンスで使われることが多いようです。
日常会話だと交通事故の衝突のイメージが強い
一般的にcollisionというと「交通事故の衝突」のニュアンスが強いので、日常会話で使う時はそのように覚えておきましょう。
日常で「ちょっと接触している」ことを表現するときにmake collisionと言うと大げさな感じになってしまいます。
設計者にとっては事故の印象もあってますね、、
わたしは毎回collisionと聞くたびにドキっとするので、設備・機械の設計者にとっては衝突事故のようなイメージでも合っているとも言えますね。
とはいえ日常では交通事故の衝突のイメージの方が先行するようなので、使う時はシチュエーションに気をつけましょう。
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辞書では「干渉する」→interfere こちらは「口出しする」
辞書で「干渉する」と調べると”interfere”が多く出てきます。
こちらはモノとモノの干渉・接触ではなく、口出しするほうのコミュニケーションとしての干渉の意味合いが強いです。
例文です。
- I don’t interfere with them.
私は彼らに干渉しません。 - We must not interfere with other country.
我々は他国に干渉すべきではない。
contactやtouchは接触している状態を示すニュアンス
似たような意味でcontactやtouchという言葉についても使う人が多いですが、contactやtouchの場合、ぶつかるというよりも「接触している、くっついている状態」をさすことが多いです。
またtouchについては心理的な面における接点や接触に使われることもあります。
機械、設備の場合はモノ同士なのでcontactの方がニュアンスが合っています。
hitは狙って的中するニュアンスで使われることが多い
日本語的にはヒットする(当たる)ということもありますが、hitは「狙って当てる」という印象の方が強くなります。
打つ、当てるなど狙い撃つニュアンス
野球のヒットも歌手のヒットも狙って当てにいくイメージが強いですよね。
「設備で部品と部品がぶつかってしまった」といったときにはcollisionの方が適しています。
まとめ 「干渉、ぶつかる」の英語表現
それでは最後にざっくりまとめておきます。
- 「部品が干渉・ぶつかる」に使われるcollision、日常英会話では “交通事故の衝突” のニュアンスが強い
- “interfere”は口出しするほうのコミュニケーションとしての干渉
- hitは「狙って当てる」という印象がつよい
以上、設計者が聞きたくないcollisionに関する英語表現でした。
皆さんしっかり検図してcollisionには気をつけましょう。
機械設計者がよくやってしまう設計ミスや検図のポイントについて、それぞれブログ記事にまとめたのでぜひご参考に。
「機械・設備の設計ミス、失敗事例集【対策を知って未然防止しよう】」
「検図は設計ミスやトラブルの最後の砦【寸法抜けや忘れを防ぐ具体策】」
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設備の英単語equipmentの意味、deviceやfacilityの使い分け、他にも「設備」に関連する英語表現について網羅してまとめています。
→ 設備は英語でequipmentだけ?表現の違いと使い分け【例文付】
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