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エンジニアのビジネス英語「~のために」使い分けを覚えよう 例文付

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エンジニアのビジネス英語「~のために」使い分けを覚えよう 例文付 エンジニアの英語学習
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「~のために」って英語の表現がいくつかあるけど、どのような場面でどれを使い分けたらいいんだろう。

当ブログ記事ではそのような疑問に答えます。

エンジニアのビジネス英語「~のために」使い分けを覚えよう

「~のために」と表現したい時に一番思い浮かべるのは “for” や “because” 、”because of ~” だと思います。

しかしこれだけだとビジネスマンやエンジニアにとっては少し物足りません。

エンジニアやビジネスマンにとって仕事や技術的な会話、メール、報告するときには結果や結論に対する理由や根拠をなるべく明確に表現することが求められます。

また同様に目的を明確にすることも重要です。

そのような視点からエンジニアやビジネスマンにとって最低限覚えておきたい表現について例文付きでピックアップしてみました。

まずは口語で使える日常英会話によく使う “to 不定詞” や ”because of~” を使いこなしましょう。

さらにビジネスやエンジニアリングで使うとニュアンスが伝わりやすい「~のために」の表現を覚えて使い分けられるようにしておきましょう。

こちらのブログ記事「エンジニアのための覚えておきたい英語」ではその他にもエンジニアがよく使う英語フレーズを例文付きでまとめています。

一番気軽に使いやすい “to 不定詞”

「~のため」と英語で表現するときに一番使いやすいのがこの “to 不定詞” です。

“to 不定詞” を用いて「~のために」を表現するときは、“to 不定詞” における形容詞用法、副詞用法を用います。

【例文】
We will take every possible step to complete the project on schedule.
私たちはプロジェクトを予定通り完了するために可能な手段を取ります。

“to 不定詞” について “おさらい

“to + 動詞” の形式で表し、①名詞、②形容詞、③副詞の役割をします。
いい機会なので復習して覚えておきましょう。

①名詞的用法 「~すること」
【例文】
My job is to design equipment .
私の仕事は設備を設計することです。

②形容詞的用法 「~のための」、「~すべき」
【例文】
・I want sample to consider .
 私は検討するためのサンプルが欲しいです。
・There are many issues to solve in this product line.
 この生産ラインには解決すべき多くの問題があります。

③副詞的用法 「~のために、~してその結果」
【例文】
I study hard to be professional engineer.
私は技術士になるために一生懸命勉強しています。

”because of~” で原因、理由、結果を表す

“because” は接続詞なので文と文の間に使用しますが、”because of ~” は前置詞句として原因、理由、結果を表すときに使います。

そのため「~のために」と訳すよりも「~によって」「~だから」と訳した方が自然な場合があります。

「AによってBができる、できない、」
「AによってBができた、できなかった」
と言うような表現をしたい時にもよく使います。

一番よく使用されるため、口語で自然に使えるようにしておくと便利です。

まずは “to 不定詞” と合わせてこの “because of ~” を覚えて使えるようにしておきましょう。

前置詞なので “because of ” の後ろには名詞が来ます。

“because of” の後ろにはネガティブな原因、ポジティブな原因のどちらも大丈夫です。

【例文】
He became a professional engineer because of his effort.
彼は努力によって技術士になった。

He was absent exam because of physical condition.
彼は体調のために試験を欠席した。

強調したい時は “in order to ~” を使う

“in order to ~” の後には動詞がきます。

“to 不定詞” と使い方は同じように使用しますが、”to 不定詞” よりもフォーマルな印象を与えるのでビジネス英語向きです。

また “to 不定詞” よりも「~のために」を強調した印象になります。
( “in order” が前置詞句でこれに “to 不定詞” がついたもの、だそうです難)

仕事におけるメールや文書などで “to 不定詞” よりも「~のために」の目的の意味合いを強めたい時に使いましょう。

【例文】
In order to find the root cause, we need to analyze this failure mode deeply.
根本原因を見つけるためには、この不良を深く分析する必要がある

Please go to the production site in order to resolve problems quickly.
早急に問題を解決するために生産現場に行ってください。

He is gathering information in order to change jobs.
彼は転職するために情報を集めています。

You should start to study early in order to pass the exam
試験に合格するためには早めに勉強を始める必要があります。

“due to ~” は 良くないことの理由や原因

“due to ~” も前置詞であり “to” の後には名詞がきます。

原因、理由を表し、主に「良くない事」がきますので覚えておきましょう。

直前の名詞を修飾する語句として使用します。

また “in order to ~” のようにフォーマルな印象を与えるので、ビジネス英語として使用しましょう

【例文】
Industrial accident due to careless will be decreased
不注意による労働災害は減るでしょう。

It was occurred customer claim due to outflow of defects.
不良品流出によってクレームが発生した。

文章で長くなる時は “so that S V ~”

「~のために」の部分が文章形式で長くなる場合、目的や理由の部分の文章を “so that” で繋ぐとうまく表現することができます。

【例文】
We carry out regular inspections of our equipment so that it can be endured produce everyday products.
日常の製品生産に耐えられるように、設備の定期点検を実施しています

【ビジネス英語】説得力UP エンジニアが現場や技術文書、論文で使える 3 表現

“to 不定詞” や “because of ~” はかなり一般的なので最もよく使用されます。

そのため口語でも一番使いやすい表現です。

こちらは日常英会話としてまず覚えておきます。

一方で会議やメールなどビジネス英語の場面、および技術系エンジニアが現場や技術文書、はたまた論文を書くときに「~のために」をうまく表現するためにはどのような表現を使えばいいか、という視点でまとめてみました。

エンジニアにとって、ビジネスマンにとっては結果や結論に対する理由や根拠を明確に表現することが求められます。

また同様に目的を明確にすることも重要です。

このあたりが日常英会話と違っているので、身に付けたいところです。

“in order to~” を使って原因、理由を強調する

“to 不定詞” よりも「~のために」を強調できる “in order to ~” を使用すれば、より原因や理由を際立たせて表現できます。

ビジネスやエンジニアリングでは、この原因や理由、根拠を少し強めに話した方が説得力が出るので適した表現となります。

使い方は “to 不定詞” の置き換えで大丈夫なのでエンジニアやビジネスマンは積極的に使いこなしましょう。

“due to~” を使って不具合の要因を述べる

主に「良くない事」に対して “due to~” を使うことをうまく利用します。

不具合モードの要因や不良の原因、事件、事故の要因など、”due to~” を使って表現すれば、より説得力のあるビジネス文章、エンジニア文章になりますね。

“For this reason,” を文頭で使い、これから結論を述べることをアピール

“for 名詞” でも「~のために」という表現になりますが、そのまま “reason” という単語(理由ですね)を使うことで文章の流れにおける「結論」の導入を強調できます。

文頭に置くと「こういった理由で、このような理由で、」というような意味の書き出しになります。

それまでは理由や根拠について述べていて、最後に結論をまとめたい場合の書き始めの表現としてうまく使用すると、わかり易い文章となります。

ビジネスにおける報告書やエンジニアの技術文書や論文にも適した表現ですね。



以上、説得力がUPするビジネス英語として3つの表現を選びました。

ビジネスマンが会議やメールで使うのはもちろん、エンジニアが現場や技術文書、論文を書くときにも使える表現です。

まずは日常英会話、ビジネスにおける口語表現として “to 不定詞” と “because of ~” を覚えましょう。

それから用途に合わせてビジネス英語で使える “in order to ~” や “due to ~” 、”For this reason,” を覚えて使い分けることができれば、より適したニュアンスで表現することができます。

こちらのブログ記事「エンジニアのための覚えておきたい英語」ではその他にもエンジニアがよく使う英語フレーズを例文付きでまとめています。




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