当ブログ記事では第二種電気工事士のおすすめ通信教育講座についてピックアップし、選びやすいようにタイプ別に紹介しています。
第二種電気工事士の最初の登竜門となる筆記試験について必要なこと、知っておくべき事をこちらのブログ記事にまとめています。
→ 第二種電気工事士 筆記試験対策【必要なこと総まとめ】
第二種電気工事士おすすめ通信教育講座【タイプ別に選びやすく紹介】
「電気工事士の勉強を始めたいけど、どんな通信教育にすればいいか知りたい」
「ネットにたくさんあるけど、自分に合うのはどれだろう」
そのような思いを抱いている人も多いのではないかと思います。
当ブログ記事では通信教育の選定によって時間を無駄にせず、なるべくスムーズに試験勉強に移行するためにピックアップしました。
人によって気になるポイントが異なると思いますので、それぞれのタイプから選べるようにしています。
講座選定になるべく時間を掛けたくない人はこの中から合うタイプを選べば時短できます。
- 費用が高くても大丈夫(または教育訓練給付金を利用)、添削回数や教材が充実していてじっくり勉強したい。電気の予備知識が少ないので段階的に勉強したい。
→ ユーキャン - 費用が高くても大丈夫(または教育訓練給付金を利用)、講義動画や教材が充実していて短期集中で終わらせたい
→ 翔泳社アカデミー - ブログやランキングサイトで多く紹介されているのは ユーキャン と翔泳社アカデミー
- 費用は安価がいいけど内容や信頼度もある程度ほしい
→ JTEX - なるべく安価な講座がよい、技能試験の材料購入は自分で対応できそう
→ たのまな(ヒューマンアカデミー)
上記4つのタイプについて個別説明も読みながらどれが自分に近いタイプか考えてみましょう。
各講座の特徴を徹底比較 一覧表
それぞれの講座の特徴を比較しやすいように一覧表にしてみました。
翔泳社アカデミー | JTEX | たのまな | ||
費用 | 60,500円 | 63,000円 | 47,300円 | 29,700円 |
教育訓練給付制度利用時の目安 | 実質48,400円 | 実質50,400円 | なし | なし |
受講期間目安 | 3ヶ月 | 8ヶ月 | 4ヶ月 | 4ヶ月 |
受講方法 | 筆記+技能 | 筆記+技能 | 筆記+技能 | 筆記+技能DVDのみ |
添削 | なし | 8回 | 4回 | 4回 |
教材 | テキスト、ライブ講義、過去問題集、DVD、 | テキスト、過去問題集、DVD | テキスト、過去問題集、DVD | テキスト、技能対策DVD |
技能試験用練習材料 | あり | あり 添削もあり | なし | なし |
質問 | メール、郵送、FAX | メール、郵送 | 郵送(質問券) | 郵送(質問券2枚) |
スマホ対応 | 講義eラーニングあり | 学習支援Webサービスあり | なし | なし |
- 価格は時期や個別キャンペーンによって変動するので当該サイトで詳しく確認してください
- 教育訓練給付制度の利用は条件を満たしているか必ず事前に確認してください
一覧表を文章で読み解くとこんな感じです。
- 費用が高いのはユーキャン、翔泳社アカデミー
- 講座内容、テキスト教材などの充実度が高いのもユーキャン、翔泳社アカデミー
- JTEXは費用と内容のバランス型タイプ
- たのまなは安価の反面、技能試験用の練習材料を自分で揃える必要あり
費用と内容の充実レベルは比例していることは念頭に置いておきましょう。
技能試験に使用する工具はセットで自己手配しましょう
どの通信講座を選ぶにしても技能試験で使用する工具が付属されていません(翔泳社アカデミーには「工具セット付属の学習コース」もありますが8万円台と高額)。
自分でAmazonで購入した方が安価に揃えることができます。
工具を個別で揃えると大変で時間を浪費します。
買い忘れがあると困るのでこちらのHozanのセットを購入するのがおすすめです。
こちらのブログ記事で工具選びについて詳しく紹介していますので参考に。
費用が高くても大丈夫、または教育訓練給付金が利用できる
あたりまえですが「費用を気にするかどうか」によって講座選びの優先度がだいぶ変わります。
- 内容が充実していれば費用はあまり気にしない
- 教育訓練給付金制度を利用するので費用の差は気にならない
- 会社や学校で費用負担なので気にならない
これらの理由で費用が気にならないのであれば、内容が充実している 「ユーキャン」 もしくは翔泳社アカデミーがおすすめです。
どちらも高額なだけあって内容はかなり充実しています。
教育訓練給付制度を利用すると費用が大きくかわる
教育訓練給付制度とは、一定の条件を満たしていれば費用の20%が戻ってくる制度です。
(制度の詳細は 厚労省Webサイト でご確認ください)
支払い時には正規の料金を支払うのですが、数か月後に支払い額の20%が戻ってきます。
申し込み時には指定の方法で申し込みが必要なので各講座の申込時には注意してください。
最初の一覧表から抜粋しますが、この制度を利用すれば講座費用の差が数千円となりコスト差があまり気になりません。
雇用保険の加入期間や過去の利用状況によって利用可否が異なるので、利用できるかどうか必ず講座申し込み前にWebサイトで確認しましょう。
添削回数や教材が充実していてじっくり勉強したいならユーキャン
ユーキャン は添削が8回と充実しており、他の教育講座ではめずらしい技能練習の添削もあります。
標準の受講期間は8か月に設定されており、じっくり着実に知識を自分のものにしながら勉強を進めたい人に向いています。
受講期間が長いので現時点で電気の知識が少ない人や心配な人はじっくりと段階的に理解を深めながら学習することができます。
学習支援Webサービスがありスマホやタブレットで動画をみることができるので、通勤や通学など移動を上手に活用することができます。
講義動画や教材が充実していて短期集中で早く終わらせたいなら翔泳社アカデミー
翔泳社アカデミーは筆記試験対策の動画講義が非常に充実しています。
標準の受講期間は3か月に設定されており、短期集中型の人に向いています。
社会人など時間が限られていて、なるべく短期間で乗り切りたい人にとってはうってつけです。
講義動画をスマホで見れるので通勤時間も活用しましょう。
ちなみに電気工事士のブログや資格取得のランキングサイトを見てみると ヒューマン あるいは翔泳社アカデミーが多く紹介されています。
費用は安価がいいけど内容や信頼度もある程度ほしいならJTEX
「通信教育に6万円は払えない」
となれば次におすすめするのが JTEX です。(日常の金銭感覚的にも「6万円」ってけっこう高額ですよね)
JTEXは費用と内容のバランスが優れています。
技術系の通信教育講座に定評があり、歴史も長く信頼性が高いです。
わたしの会社(製造業)の自己啓発プログラムでもJTEXの通信教育が多く採用されており、以前に機械設計製図やシーケンス制御の講座を受講したことがあります。
Webサイトを見てみるとわかりますが、技術系に特化した教育通信講座が中心となっています。
なるべく安価、自分で技能試験の練習用材料を購入するなら たのまな
たのまな は通信教育大手のヒューマンアカデミーが運営している通信講座です。
たのまなの通信講座は価格が3万円を切っており、今回紹介している他の通信教育よりも安価です。
低価格に抑えられている理由は技能試験の練習材料が付属されていないことにあります。
たのまなを選定するなら技能試験の練習材料を自分で揃える必要があるので理解しておきましょう。
技能練習の材料は自分で購入し、動画は付属のDVDやYouTubeなどで自分で探しながら対応できるなら大丈夫です。
心配な人はWebサイトを確認して資料請求(無料)しておき、資料が届くまでにAmazonや YouTubeをみて自分でもできそうか検討しましょう。
技能試験の練習用材料はAmazonでセットで購入可能
技能試験の練習用材料は個々の材料を見るとかなりたくさんの種類があります。
これらはAmazonでセットで購入可能なので特に事前の知識が無くても揃えることができます。
一度購入しておけば、どれかの材料を使い切ってしまったときでも個別バラ注文も可能で、明細をみて自分でホームセンターでも購入できます。
詳しくはこちらのブログ記事で紹介していますので参考に。
たのまなの講座のように技能試験の練習材料を自分で揃える必要がある場合はこちらで検討しましょう。
タイプ別 おすすめ通信教育講座
それではタイプ別におすすめ通信教育講座をまとめておきます。
講座選定になるべく時間を掛けたくない人はこちらから合うタイプを選んでなるべく早く勉強に取り掛かりましょう 。
- 費用が高くても大丈夫(または教育訓練給付金を利用)、添削回数や教材が充実していている方がよい。じっくりと知識や技能を自分のものにして勉強したい。電気の予備知識が少ないので段階的に勉強したい。
→ ユーキャン - 費用が高くても大丈夫(または教育訓練給付金を利用)、講義動画や教材が充実しているほうがよい。なるべく短期集中で早く終わらせたい。
→ 翔泳社アカデミー - ブログやランキングサイトで多く紹介されているのは ユーキャン と翔泳社アカデミー
- 費用は安価がいいけど内容や信頼度もある程度ほしい
→ JTEX - なるべく安価な講座がよい、技能試験の材料購入は自分で対応できそう
→ たのまな(ヒューマンアカデミー)
やはり通信教育講座にお金はかけられない、、独学でいこうと思ったなら
通信教育はそれなりにお金がかかりますよね。
「正直まだ続けられるか自信がない」
という人はとりあえず参考書を購入して勉強を開始しましょう。
せっかく電気工事士を受けようという前向きな気持ちになったのですから動き出しましょう。
参考書についてはこちらのブログ記事にて詳しく紹介していますので参考にしてください。
最初の登竜門となる筆記試験について必要なこと、知っておくべき事をこちらのブログ記事にまとめています。
→ 第二種電気工事士 筆記試験対策【必要なこと総まとめ】
技能試験についてはこちらに必要なことを網羅してまとめているので参考に。
→ 第二種電気工事士技能試験 実技対策やること総まとめ
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