当ブログ記事は第二種電気工事士資格の難易度について合格率や勉強時間の視点でまとめています。
第二種電気工事士の難易度【試験合格率や必要な勉強時間を把握して立ち向かおう】
第二種電気工事士の資格って難易度はどうなの?
電気工事士の資格について調べていてこの様な疑問を持つ人は多いのではないでしょうか?
電気の入門として有名な資格ですので、学校や会社で「第二種電気工事士の資格を取りましょう」と推奨された人、友人や同僚、先輩から受験を勧められた人も多いと思います。
当ブログ記事では電気系エンジニア(目指す人も)が最初に通ることが多い第二種電気工事士の難易度について、試験の合格率や必要な勉強時間という具体的な視点でまとめています。
最初に結論をまとめておきます。
- 第二種電気工事士は比較的受験者が多く合格しやすい資格
- 筆記試験の合格率は例年60%前後で推移
- 実技である技能試験の合格率は例年70%前後で推移
- 必要な勉強時間は筆記40時間、実技40時間程度(理系、文系、経験有無により増減)
- 第一種は難易度が高い
- 第二種は通過点、取得後に第一種電気工事士や施工管理資格を目指してキャリア構築する人が多い
第二種電気工事士は複数ある電気関連の資格の中で最初の入門資格として位置づけられています。
毎年合格者も多く、けっして困難な資格ではないので適切に試験を理解して対策すれば大丈夫です。
まずは筆記試験の勉強から開始しましょう。
第二種電気工事士の最初の登竜門となる筆記試験に必要なことをこちらにまとめていますので参考に。
→「第二種電気工事士 筆記試験対策【必要なこと総まとめ】」
第二種電気工事士は受験者数が多く比較的合格しやすい資格
第二種電気工事士の資格は年間約10万人を超える受験者がいる有名な資格試験です。
電気系エンジニアや電気業界を目指す学生によく知られており、工業系の学校では在学中に取得する学生も多いです。
電気系の会社、製造業の社会人にとっても入社時に「まずは第二種電気工事士を取得しましょう」と推奨された人も多いのではないでしょうか。
これは第二種電気工事士の資格が電気業界に関わる上で必要な知識と技能を身に付けるのに適しているからです。
このように第二種電気工事士は電気業界の入門者の通過点としての位置づけなので、受験者数が多く、勉強や練習をしっかりすれば比較的合格しやすい資格と言われています。
合格率から第二種電気工事士の難易度をみると
実際に第二種電気工事士資格試験の合格率をみてみましょう。
- 筆記試験の合格率は例年60%前後で推移
- 実技である技能試験の合格率は例年70%前後で推移
合格率は筆記試験が毎年60%、実技である技能試験が毎年70%前後にて推移しています。
どちらも60%を超えていますので比較的合格しやすい難易度の資格試験と言えます。
各年度の合格率と受験者数の詳細はこちら 一般財団法人 電気技術者受験センター のページに詳しく掲載されています。
受験予定の直近2~3年程度の合格率の傾向を把握しておくと目安になるので見ておきましょう。
難易度を合格に必要な勉強時間で見てみると
第二種電気工事士に合格するまでの勉強時間についてこちらにまとめました。
→ 第二種電気工事士 合格までの勉強時間は合計で何時間必要か?
おおよそ筆記試験が40時間前後、技能試験が40時間前後の勉強時間が必要とみています。
もちろん理系か文系か、電気初心者か経験者かによって前後しますので、今後の勉強計画を立てる目安としてください。
「自分で予定が立てるのが苦手」
「自己流だと継続できるか不安」
「仕事で忙しく疲れているので添削とか強制されないと続きそうにない」
という人は通信教育もおすすめです。
継続が心配な人はこちらのブログ記事でおすすめ通信講座をまとめていますので検討してみましょう。
第一種電気工事士の難易度は高く難しい資格
第二種は電気の入門資格という位置づけですが、第一種電気工事は難易度がかなり高くなります。
第一種資格試験の全体の合格率は30%前後となっており、技能試験の作業もかなりスピードを求められる難易度の高い資格です。
第一種の免状取得には実務経験も必要ですので、電気初級者は第二種を合格して実務経験を積みながら第一種を目指しましょう。
たとえ経験者でも “勉強する習慣” に慣れていないと継続が怪しくなるので、心配な人は勉強に慣れるために第二種から受験してもいいと思います。
電気系エンジニアの登竜門としての第二種電気工事士
最後にあらためて第二種電気工事士の難易度についてまとめておきます。
- 第二種は比較的受験者が多く合格しやすい資格
- 筆記試験の合格率は例年60%前後で推移
- 実技である技能試験の合格率は例年70%前後で推移
- 必要な勉強時間は筆記40時間、実技40時間程度(理系、文系、経験有無により増減)
- 第一種は難易度が高い
- 第二種は通過点、その後に第一種電気工事士や施工管理資格を目指しながらキャリア構築する人が多い
第二種電気工事士は複数ある電気関連の資格の中で最初の入門資格として位置づけられています。
第二種を取得して実務をしながら第一種を目指したり、電気主任技術者、施工管理技士の資格を目指す人が多いです。
また電気工事の経験を積むことで将来的に独立して個人で電気工事業をすることも可能です(独立するなら仕事や人をどうやって呼び込むかが重要)。
第二種電気工事士は自分に電気分野に適性があるのかどうか試すにはうってつけの資格です。
自分が電気系エンジニアとして “将来どうなりたいか” について考える良い機会になります。
ぜひ資格取得を目指してみましょう。
第二種電気工事士の最初の登竜門となる筆記試験に必要なことをこちらにまとめていますので参考に。
→「第二種電気工事士 筆記試験対策【必要なこと総まとめ】」
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