技術士の実際の仕事内容や活動はどんな感じなの?
実際に技術士の人の話を聞いてみたい。
技術士について調べているとそんな疑問が生まれると思います。
そこで一般公開されている日本技術士会の行事・イベントに参加する方法があるので当ブログ記事にて紹介します。
技術士の仕事内容や活動を実際に見てみよう
こちらの日本技術士会のサイトに「一般CPD行事案内」というページがあります。
→ 日本技術士会サイト「一般CPD行事案内」
この日本技術士会のWebサイトでは各地方支部や団体が運営、実施している行事の中で、一般向けに公開、募集されているものが紹介されています。
各行事やイベントを運営しているのは主に技術士の方々や企業の専門家が多く、それぞれのテーマに応じた講演発表やイベントが行われています。
実際の技術士の講演も多く、テーマ内容も実際の技術士の扱っている技術テーマに関することや仕事内容、活動報告、また独立開業者へのアドバイスのようなものまで様々です。
実施されている一般向けの技術士CPD行事
先ほどのリンク先ページを実際に見てみましょう。
こちらがその画面です。
会合・行事名のところにイベント内容が書かれています。
下にスクロールしていくと数か月先の行事予定まで書かれていますので、興味がある行事やイベントがあったら場所や時間もチェックしておきましょう。
うまく自分が参加できるタイミングと場所でイベントがあれば、実際に自分の目で技術士の仕事内容や活動に触れるチャンスです。
CPDとは何か?
ここで紹介されている”CPD”という言葉ですが、”Continuing Professional Development”という言葉の略称で、下記のように定められています。
技術業務は、新たな知見や技術を取り入れ、常に高い水準とすべきであることはいうまでもなく、継続的に技術能力を開発し、これが証明されることは、技術者の能力証明としても意義があるものです。
引用元 日本技術士会サイト
技術士CPDは、技術士個人の専門家としての業務に関して有する知識及び技術の水準を向上させ、資質の向上に資するものです。
簡単に言いますと「技術士は資格取得後も継続的に研鑚を行わなければいけませんよ」という事で、技術士法にも技術士の責務として定められています(口頭試験でも必ず聞かれます)。
この継続研鑽を行うためにCPD行事が行われていて、その中の一部が “一般向け” として公開されています。
技術士でなくても行事に参加することができる
ここで一般向けとして紹介されている行事やイベントは「技術士でなくても参加可能」です。
技術士資格試験の受験を検討している人は実際に「技術士の仕事ってどんな感じなの?」というのを肌で感じることができる非常にいい機会です。
質疑応答が可能な講演会形式の場合は実際に質問ができたり、人数を絞った参加型の行事・イベントも時々行われています。
人気の講演テーマや参加型で人数を絞ったものはすぐに定員に達してしまうため、早めの予約が必要です。
最近はZoomなどリモートのイベントが増えてきた
行事案内の内容を見ていくと最近のコロナ渦の影響によりZoomやTeamsを使用した「リモート参加可能なイベント」が増えてきました。
私もTeamsを利用した行事(講演形式のもの)に実際に数回参加していますが、何ら問題なく参加することができました。
とても助かります。
イベント参加は技術士試験のモチベーションアップにも効果的
既に受験を決意して試験勉強を開始している人にとってはモチベーション維持、アップに大きく役立ちます。
地方支部による合格祝賀会なども紹介されていたりするので、一次試験合格した修習技術者にとっても2次試験への励みになります。
私の場合、一次試験合格後に大きくモチベーションダウンしたのですが、このサイトで “一次試験合格祝賀会” のイベント実施を知りました。
思い切って参加して実際に技術士の方々と話したことで二次試験へのモチベーションを維持することができました(こちらのブログ記事にて紹介)。
→【技術士受験勉強】モチベーション維持のための7つの方法
興味がある行事・イベントがあったら是非参加して、実際の技術士の仕事内容や活動はどんなものなのか触れてみましょう。
受験勉強の励みにもなるのでおすすめです。
→ 日本技術士会サイト「一般CPD行事案内」
独立開業している技術士の働き方について知りたい人はこちら
こちらのブログ記事では独立開業した技術士の働き方にフォーカスしてまとめています。
技術士がどのような働き方をしているか知りたい人は是非参考にしてください。
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