若手・新人エンジニアおすすめ本【まずはこの4冊】マンガもあるよ

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当ブログ記事では若手新人エンジニアにおすすめの「簡単でわかりやすい本」を厳選して紹介しています。

若手・新人エンジニアおすすめ本【まずはこの4冊】マンガもあるよ

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若手エンジニアが読んだ方がいい本ってありますか?
よく「本を読め」と言われるけどどんな本から読めばいいのだろう?

当ブログ記事ではそんな疑問に答えます。

若手の頃ってよく会社の先輩や上司から「本を読んだ方がいいよ」と言われますよね。

でも「じゃあどんな本を読んだらいいの?」というと中々はっきりと答えが見つかりません。

そんな時に私がいつもおすすめしている「エンジニアとして最初に読んだ方がイイ本」を紹介します。

若手エンジニアに特に重要な「問題解決」に関する本や工場、現場を理解するための本、技術やエンジニアの”思い”を感じる本を紹介しています。

また最初に読むべき本なので特に「簡単でわかり易い本(マンガ含む)」を厳選して紹介しています。

世の中にはたくさんの本があり、むずかしい本がたくさんあります。

でもむずかしい内容をわかりやすく説明している本って限られています。

カッコつけて最初に難しい本を読むと「読書ってつまらないしよくわからないよね」というイメージが固着してしまうので最初はゼッタイ「わかりやすく簡単な本」を読みましょう。

最初に簡単な本を2~3冊を読んでみて「読書への抵抗」を無くしましょう。

そうすることで今後の長い期間に向けて読書を継続できる可能性が高くなります。

難しい本はそれが苦労なく読めるようになってから読むことで、内容も入ってくるようになるのです。

だから最初は「簡単でわかりやすい本」から読む&おすすめしましょう。

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「考える力をつける3つの道具」で思考力を鍛えよう

こちらは私が「エンジニアとして問題解決がテーマの本を読もう」と探して出会った最初の本です。

まず本の印象ですが、マンガや挿絵が多く視覚的に非常にわかり易いです。

問題解決手法の解説について各テーマ毎に非常にわかりやすい例のフローチャートを説明する形式になっており、一般的に「問題解決の本って難解だよね」という印象を取り去ってくれます。

ITエンジニアならプログラミングの論理構成を身に付ける土台となるような考え方が自然と身に付くようなイメージです。

AだからB、Bが成り立てばCとなる、その結果Dという結論に至る。といったようにエンジニアとしての理論の構造を立てるクセ、基礎を身につけることができます。

仕事や生活において問題や課題に直面した際に「考える力」や「考え方、課題へのアプローチ方法」を知らない場合、
「う~ん、よくわからない、や~めた」
となってしまいます。

わからないこと、知らないこと、ごちゃごちゃと複雑になってうまくいかないことに直面した時に、ただ何となく考えていても、解決方法を見い出すことって難しいですよね。

それらの課題や問題をわかりやすく分解して見るようにした上で、個々の問題点を見極めて、それらに優先順位を付けてひとつづつ紐解いていく。

この本「考える力をつける3つの道具」は、そんな風に問題に対して思考のアプローチ方法を教えてくれます。

見た目にも簡単でわかりやすいように童話風のイラストとストーリーでどんどん進んでいきます。

特に新人や若手エンジニアの中で「エンジニアとしてどのように考える力を鍛えればいいのだろう」と感じている人にこの本「考える力をつける3つの道具」をおすすめします。

こちらのブログ記事ではこの「考える力をつける3つの道具」について詳細レビューを書いています。
どんな本か知りたい人は是非参考にしてください。

「世界一やさしい問題解決の授業」で基本的な方法をわかりやすく学ぶ

この本は「問題解決の王道の方法をやさしい説明」によって理解することができる本です。

問題解決本の中でもベストセラーと呼ばれるほど長い期間に渡って売れていて、ビジネスにおける問題解決だけでなく生活における悩み解決にも繋がる考え方が身に付くと評判の本です。

特にこの本で紹介されている「分解の木」という手法には、一般的には「なぜなぜ分析」あるいは「FTA分析」と呼ばれており、実際の仕事におけるトラブルシュートに当てはめやすいです。

技術士になりたい人、コンサルティングファームに入社した人など、まず最初に身に付けるべき問題解決の手法です。

会社や企業の研修(特にトヨタ系)などでQCストーリー、QC7つ道具、といった人事研修でも必ず紹介される問題解決のメソッドです。

問題解決をわかり易く学びたい人はまず最初にこの「世界一やさしい問題解決の授業」を読むことをおすすめします。

この本を取っ掛かりにして、さらにレベルの高い問題解決の本を読んでいく方が、内容が腹落ちしやすいのでおすすめです。

こちらのブログ記事ではこの「世界一やさしい問題解決の授業」について詳細レビューを書いていますので是非参考にしてください。

「ザ・ゴール コミック版」工場や生産現場、考え方について学ぼう

この本は「工場に関わるエンジニア」が知るべき内容をわかり易いマンガによって理解することができる本です。

工場において特に重要なのが「在庫」についての捉え方です。

在庫は「ただ倉庫に置いてある製品、部品」といった意味以上の意味を持っています。

在庫はつまりお金なのです。

但しその在庫はお金そのものではない為、使えるお金に変えなければいけません。

工場に関わるのであればこの「在庫に対する正しい感覚」を身に付ける必要があります。

またこの本ではビジネスにおいて頻繁に直面する「相反問題」についての向き合い方を学ぶことができます。

相反問題とは「こちらを立てればあちらが立たず」と言うような相反する問題の事を言います。

この「ザ・ゴール コミック版」ではTOC理論(Theory Of Constraints:制約条件の理論)と呼ばれる全体最適の理論をわかり易く学ぶことができます。

ビジネスやものづくりの場面では特に阻害要因となっているボトルネックを探して潰していく活動を進めますが、あるレベルに達するとそれだけではいけないことがわかってきます。

会社やビジネス、もちろんエンジニアリングにおいても同じでなのですが、ひたすら「部分最適」を求めても意味がなく、「全体として最適な答え」を探す必要があります。

原作本は分厚くてかなり難しい内容なのですが、非常に大切なことがマンガによって非常にわかり易く理解することができるのでおすすめです。

こちらのブログ記事ではこの「ザ・ゴール コミック版」について詳細レビューを書いていますので参考にしてください。

まんが「シブすぎ技術に男泣き」でものづくりを感じよう

こちらは「ものづくりに興味のある人向けの読み物」としておすすめのマンガです。

製造系のエンジニアならば必ず「あるある!」と共感することが掛かれています。

このマンガに出てくるようなアル中の職人、超コワい職人、などなど、、(時代ですよね、最近は全くいないです笑)。

私が新人の頃は似たような人、けっこういました。

そんな人達も技術やモノづくりへの向き合い方、考え方、熱い思い、などなど「尊敬できるものづくり職人」の一面を持っていて、そこがカッコイイところだったりします。

「ものづくりっていいよね」
「エンジニアってかっこいいよね」
という気持ちを思い出させてくれる、エンジニア魂をくすぐってくれるマンガ「シブすぎ技術に男泣き」です。

こちらのブログ記事ではこの「シブすぎ技術に男泣き」について詳細レビューを書いていますので興味がある人は是非読んでください。

難しい本はたくさんある まずは簡単でわかりやすい本で基本を身につけよう

今回はエンジニアが最初に読むおすすめ本として「簡単でわかりやすい本」を厳選して紹介しました。

冒頭でも話しましたが、世の中にはたくさんの本があり、難しい本もたくさんあります。

でも難しい内容をわかりやすく説明している本はすごく限られているのです。

難しい本の内容をいきなり実業務で実践するのは難しい

会社デスクの上や本棚に”これ見よがし”に問題解決の本を置いている上司や先輩は居ませんか?

難しい本が置いてあると何となく「なんだかこの人、デキル人」とか「オレって意識高い系」のような気がしてしまうことってありませんか?

それをみて「自分もデキル人に思われたい」「どうせ本を買うなら本格的な本を買った方がよい」と考えて難しそうな本を買ってしまう気持ちもわかります。

でも、まずはそんな”カッコよく見られたい気持ち”をグッとこらえて冷静になりましょう。

難しい本に書いてある内容や理論を実際の業務で実践して使いこなすことができている人って実は本当に少ないんです。

まずは初級の簡単な内容を実践できるようになって、しっかりと自分のレベルを上げてからの方が難しい本の内容も理解できるはずです。

“まんが”なら興味を保ちながら知識を吸収することができる

まんがって普段は読書しない人でも抵抗なく読めますよね。

理系の人は文系の人よりも読書をする習慣が少ないかもしれません。

そんなときに漫画ならスムーズに読み進めながら知識を吸収することができます。

まんがは絵があるので実際の自分の場面にも当てはめてイメージしやすいんです。

まずは簡単な本の内容を確実に実践できるようになろう

最初に難しい本を読むと「読書ってつまらないし、よくわからない」というイメージが固着してしまいます。

ましては今回エンジニアにおすすめとして紹介した最初2冊は「思考法、思考力」、「問題解決」というテーマで、テーマ自体が難しい部類に入ります。

なので若手エンジニアは思考法や問題解決のような難しいテーマの本を最初に読むとき、ゼッタイに「わかりやすく簡単な本」から読んで実際の仕事や生活で実践してみましょう。

簡単な本の方が自分の実業務や生活に当てはめて実践しやすいのです。

そんな風に実践していけば本に書いてあることも自然と自分のものにできるようになります。

そうすることで「読書への抵抗」を感じないで、今後の長い期間に向けて読書習慣を継続してレベルアップできる可能性が高くなります。

是非今回紹介した簡単でわかりやすい本の内容を自分の現在の仕事や生活で直面している課題に当てはめて実践してみましょう。

「考える力をつける3つの道具」は若手エンジニアにとって考える力の基礎をつけるのにうってつけです。

「世界一やさしい問題解決の授業」は問題解決本の中で最初に読むべきであり、最初に身に付けるべき基本的なことがわかりやすく書いてあります。

「ザ・ゴール コミック版」は工場、現場、製造業に関わる人にとっては自分の会社に当てはめて考えることができます。

「シブすぎ技術に男泣き」は単純に「エンジニアっていいよね」と再確認させてくれます。


以上、私が若手新人エンジニアにいつもおすすめしている4冊の本の紹介でした。

是非読んでみてください!!

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