前回、外国人夫妻を自宅での食事に招待した話をしました。
過去記事リンク → 「何か飲みますか?」と英語で聞く場合 体験談アリ
この時に感じたのですが、外国人とコミュニケーションする時に”コツ”があることに気が付きました。
「コミュニケーション能力で乗り切る」とエラそうに言っていますが、自分のコミュニケーション能力はおそらく平均よりも下の方でどちらかというと陰キャです。
語学力についてもTOEIC400点前半なので戦闘能力は低いです。
そんな私でも外国人と4時間に及ぶコミュニケーションを取れたので共有したいと思います。
英語が話せないのに家に招待してしまった→コミュニケーションで乗り切る!!
結論から言いますと
「会話はキャッチボール」
だという事です。
何か聞かれたときに自分の答え、考えを説明します。
(ここは自分の少ない語彙力、身振り手振りを交えて頑張ります)
そしてその答えや考えについて掘り下げた話をするときもありますよね。
これは大きな会話のキャッチボールの中に小さな会話のキャッチボールがあるようなイメージです。
大きな質問から小さなキャッチボールが始まり、その小さな受け答えが終わったら、今度は大きな質問を聞いてくれた相手に投げ返します。
「ふーんそうなんだ。それでは、あなたはどう?」
という感じです。
少しわかりにくいので実際の会話の例を挙げてみますね。
I)を自分、Yさん)を相手とします。
Yさん)あなたはどんな仕事をしているの? (←これは大きな流れの最初の質問)
What do you do for living?
I)私はABCカンパニーという会社でエンジニアをしています。
I am an engineer at ABC company.
↓ 以下小さな流れの受け答えが続きます ↓
Yさん) ABCカンパニーは何の会社?
What kind of company is your ABC ?
または
What dose the ABC company do?
I)ABCカンパニーはDという部品を作っています。知っている? (←ココ重要! 聞き返すんです!)
ABC company produces D electric part. Do you know ?
Yさん) ああ、知ってるよ。携帯電話の部品だよね?
Yes, I know. For mobile phone part,isn’t it?
I) そう、あのBanana-phoneにも使われているよ。
Yes,D is a part used in B-phone.
Yさん) へ~それはすごいね。
That sounds great.
↑ ここまでが最初の大きな質問の中の小さな受け答え ↑
ここで会話が一区切りになって間を感じたら、自分が最初に受け取った「大きな質問」を投げ返しましょう。
I)あなたはどんな仕事をしているの? (←ココ1番重要!! 「最初にもらった大きな質問」を聞き返すんです!)
What do you do for living?
このような流れです。
一つの質問を掘り下げた会話をした後で、最初にもらった質問を投げ返します。
「コミュニケーションのコツ」と大げさに言いましたが、これだけです。
これで会話に困ることは減ると思います。
このやり取りのいいところは言語力が要求されないことです。
始めにもらった大き目の質問の言葉がわかれば、同じ質問をすればいいので新しく英文を考える必要はありません。
たとえ質問文が自分ですべて言えなくても、文脈で相手も難なく理解できます。
今回の場合は、私も
「What do you do… what your buisiness」
というような投げかけしかできず(恥)、英文としては間違ってますが、話の流れから自然に質問の意味は理解してもらえて会話が成立しています。
この流れが意識できる前までは、話が途切れてしまう事が多かったのですが、この流れを意識すると理系でコミュニケーション下手の私でも時間を持て余すことがほとんど無くなりました。
ましてや海外に出ているような欧米人はコミュニケーションが上手な人が多いため、時間が余って気まずいということはほとんど無くなると思います。
これは英語だけでなく日本語のコミュニケーションも同じですよね。
日常の日本語会話でも試してみてはいかがでしょうか?
最初の話題を掘り下げる→受け取った質問を投げ返す、という
「会話の基本」
に忠実にすることを忘れなければ、たとえ外国人相手でも楽しくコミュニケーションできることを実感できました。
リクルートのスタディサプリを始めました。
こちらで感想レビュー記事にまとめているので是非おすすめです。
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