当ブログ記事では “テレワークにおけるキャリアや将来の不安についてどう考えて行動すればいいか” について書いています。
テレワークのキャリア不安は視点の転換で取り除こう
テレワークによって仕事のやり方、環境が変わり自分のキャリアやスキル、将来について不安に感じる人も多いのではないでしょうか。
「在宅勤務だとスキルが身に付かないんだよなあ」
「このままだと将来のキャリアが心配」
「テレワークで評価は適切にされるのかしら」
「このまま在宅勤務で将来的に通用するスキルが心配」
そんな風に考えている人も多いと思います。
無理やりテレワークを推進した会社も多いので仕事内容によっては在宅勤務だとスキルが身に付きにくい状況になってしまった人もいますよね。
とくに対面業務が中心だった人に多いかもしれません。
一方で視点を変えると “世の中がテレワークやリモートへ大きく舵を切っている状況” であることから “変化に対応するためのモノやサービス” も急激に増えてきています。
そこで不安な気持ちを “今できることを探す” という視点の切り替えによってプラスにできないか考えてみました。
テレワークでも今できることを探すことによって、同時にスキルアップすることも充分に可能です。
臆せずアクションしましょう。
今回のブログ記事ではあくまで「現在の仕事において」という視点で考えています。
転職や資格取得など、現在の仕事の枠を超えたスキルアップについてはこちらの記事でまとめています。
→ ブログ記事「テレワークで余裕ができた時間を活用したスキルアップ方法【もう一つのキャリア掛け算】」
視点を変えて “在宅でもできること” を探してみよう
いつもの仕事って自然に試行錯誤して自然にスキルが付いているので、特に “スキルアップ” を意識していないと思います。
テレワークで仕事の進め方が変わったことをいい機会に “視点を変えてみる” ことで新しいスキルを探しましょう。
「いつもは気が付かない事を俯瞰して見ることによって新しい課題や問題を発見すること」だって立派なスキルです。(コンサルの人はこれを専門にしている人もいます)
日常の業務に取り組む視点を変えてみる
いつも日常の忙しさで手を出せていないことってありませんか?
例えばこのようなものはどうでしょうか?
- 教育資料、業務マニュアル、チェックリストの作成
- 自分のアイデアを整理、人に話せるようにする
- 業務効率化につながるツール探し、テスト
もちろんこれ以外にも日常では取り掛かれないような業務について思いつくものがないか考えて掘り下げてみましょう。
それでは一つづつ見ていきましょう。
教育資料や業務マニュアル、チェックリストの作成
いつも新人社員が入社するたびに直接教育している内容はありませんか?
海外出張や工場の現場にて現地スタッフに教育する内容もありますよね。
このようなマニュアル化できそうな業務について教育資料を作成しておくと、業務の効率アップができます。
マニュアル化や映像化が実現できればリモート教育も可能となります。
そうすれば「リモート教育できるスキル」「マニュアル化や文書化できるスキル」が身に付きます。
またミスや忘れを防ぐためのチェックリストをつくったらよい業務はありませんか?
自分だけでなくチームメンバーなども含めてミスが頻発しているようなタスクがあれば、誰もが使えるようなチェックリストを作成して提案してみましょう。
このような業務や教育を文書化できるスキル、リスト化できる能力は今後は社内でも重宝されていくはずです。
自分のアイデアを整理、人に話せるようにする
日常の業務改善や技術的なアイデア、発明っぽいものなど、今までの業務において
「こうすればいいのに」
「こうしたらもっと便利になる」
「トラブルに対して、こうしたらうまくいくかも」
というアイデアはありませんか?
これらを整理して記録、具現化してみましょう。
会社でこのようなアイデアや考えを提案する機会やしくみはありませんか?
聞いてくれる上司はいませんか?
提案のしくみが無い場合でも “すぐに提案できる状態” になっていれば、なにかのタイミングで提案できる機会が訪れることもあります。
そんな時に自分のアイデアがサッと提案できれば、あなたの前向きな姿勢も評価されるはずです。
「それ、やってみよう」と採用されれば、提案者であるアナタは中核メンバーになれる可能性は高いハズです。
業務効率化や改善につながるツール探し、テスト運用
最近ではリモートワークのツールも多様化しています。
Web上に会社の仮想空間を作ってその中でキャラ設定が存在し、話しかけたりできるようなコミュニケーションソフトもありますよね。
海外や地方など遠隔地の拠点との通信や協業に使うネットワークソフトやカメラ、通信ソフトや機器を試してみることもいいかもしれません。
ハードやソフトの両面から新しいツールを探してみるいい機会です。
(新しいモノがどんどん世の中に出ています)
このように “自社で使える新しいモノ” を探して使えるようになると、その活動を通して自分の新しいスキルにすることができます。
“何か使えそうな新しいモノは無いか” という視点で探してみましょう。
新しい視点、新しいツールはスキルアップにつながる
テレワークにおけるキャリアやスキル、将来の不安についてどうすればいいかについて考えてみました。
何か「これならできるかも」と引っ掛かったものはありますでしょうか?
ヒントになるものがあれば自分にピッタリくるものが無いかさらに探してみましょう。
“自分のアイデアや考えを提案できる” という事も立派なスキルです。
特にテレワークにおける人事評価においては、よい提案型のコミュニケーションができるかどうかが上司の心象に大きく影響します。
積極的で前向きな提案ができれば評価もプラスになるはずで、たとえ採用されなくても前向きな姿勢は印象に残ります。
テレワークのキャリア不安は視点を転換して”提案型の業務スタンス”で取り除きましょう。
不安の要因がテレワークではなくて “現在の仕事やスキル、職場” の場合
テレワークのキャリア不安について “現在の仕事やスキル” に向き合った対処法を紹介してみました。
「そういう事じゃないんだよな、、」
「今の業務量で手一杯で提案する余裕なんて無いんだよね」
「提案しても聞いてくれる雰囲気じゃないし、、」
「提案するほど前向きな気持ちが生まれないんだよね」
もしもこのような感想を持った場合、不安の要因が “テレワークになったから” ではない可能性があります。
“現在の仕事やスキル、職場そのもの” あるいはその将来性に対して不安を感じていませんか?
もしも現在の仕事、スキル、職場について前向きに考えても不安がぬぐえない場合は、転職や副業、資格取得というアクションが選択肢に入ってきます。
実際に転職するかどうかは別にしてエージェントにキャリア相談したり、スクールでスキル相談したり、資格の情報を集めたりして、自分の考えや状況について前向きに掘り下げてみましょう。
転職や資格取得など、現在の仕事の枠を超えたスキルアップについてはこちらの記事でまとめています。
→ ブログ記事「テレワークで余裕ができた時間を活用したスキルアップ方法【もう一つのキャリア掛け算】」
世の中が止まっている時、混乱している時に、同じように立ち止まってマイナス思考に染まっていては何も得ることができません。
そんなときこそ、次に向けてしっかりと準備できる人、動き出せる人になれるかどうか、そのような考えを持てるかどうかは以降の人生を充実したものにできるかどうかに大きく影響します。
今できること、おもしろそうな事に目を向けていきましょう。
コメント